下北沢で弊社のバイク駐車場をオープンさせる準備をしていたときのこと。
近隣の方に挨拶をしたのですが、みなさんの反応がかんばしくないのです。
「バイクね…。」
と。
皆さん頭に思い浮かべるのは、暴走族のような集団のたまり場になる光景なのでしょう。
中には、自分の土地でバイク駐車場をやらせて欲しい、といわれていると勘違いして、激昂しながら
「冗談じゃない! ウチではそんなことはさせない!」
とまくし立てる人も。
実は、バイク駐車場の利用者さんは、ほとんどの場合、属性の高い方です。なぜなら、実用性よりも趣味で所有しているケースが多く、しかも数百万円もする高級バイクであることも珍しくないからです。
高給取りとまでは言わなくても、大切なバイクのためですから、滞納などが始まるケースはまれです。普通の居住用の不動産とは、ここが大きく異なります。
というわけで、ライダー=不良というのは、かなり偏見が入っているといわざるをえません。